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第6回関東町並みゼミin栃木

全国町並みゼミのブロック会議から発展した「関東ブロック会議」を、
今年は、「関東町並みゼミ」と名称を変えて、栃木県栃木市で開催します。

日時 2015年9月26日(土)13時~17時 *午前中はまちあるきです

会場 蔵の街観光館多目的ホール(栃木県栃木市万町4-1) *JR・東武「栃木駅」より徒歩15分

スケジュール
10:00~10:30  「小山高専サテライトキャンパス」集合 *15名になり次第、順次まち歩き出発(嘉右衛門町及び栃木町)
12:00 昼食 *見学会参加費に昼食代が含まれています。食事処紹介
13:00 開会
      基調講演「歴史的町並み保存の現状と未来」
        苅谷勇雅(副理事長・元文化財監査官)
14:00 各地からの報告  
15:30 意見交換会 A)町並みとまちづくり B)防災と復興 C)町並み保存入門
17:00 閉会
17:15 懇親会(太郎庵・蔵座敷)

参加費 資料代2000円(昼食代1000円含む)、懇親会3000円

申込み締切 9月19日(土)*下記の申込書で栃木蔵街暖簾会事務局まで
栃木蔵街暖簾会事務局(殿塚治) Fax : 0282-22-0755 mail : mimasuya@d3.dion.ne.jp

 

チラシ 申込書

2015年8月26日

豊岡宣言

 第38回全国町並みゼミは、「ふるさと よみがえりへの想い」をテーマに、幾多の災害を乗り越え美しい町並みをつくりあげてきた兵庫県北部・但馬の中心・豊岡市内の四つの町を舞台に開催され、今なお町づくりの最先端を切り開こうとする市民の姿が、全国から集まったのべ1200人の参加者に大きな感銘と勇気を与えた。コウノトリですっかり有名になった豊岡だが、わたしたちは、そこにコウノトリを育む自然と美しい町並みが不可欠に結びつく、21世紀の地方のモデルを見出した。

 初日の全体会は、大規模な改修によって蘇り、豊岡の新しい町づくりのシンボルとなった城崎国際アートセンターで開催された。基調講演は、豊岡の復興建築保存にかかわってきた西村幸夫東京大学教授。その経験を紹介しながら「まちに刻まれた想いが生活文化の未来につながる」ことを訴えた。続いて同教授の司会で行われた各地からの報告では、準防火地域の撤廃や災害に備える模索などの積極的な動きがある一方で、竹富島のリゾート開発問題、防災に名を借りた景観破壊が懸念される鞆の浦の防潮堤問題、修復が進んでも空き家が増えて行く現状など、町並み保存が置かれた新たな課題が浮き彫りになった。

 2日目の分科会の舞台となったのは、城崎、出石、豊岡、竹野の四つの町である。大正14年の北担大震災後、住民の総意で木造三階建ての町並みを復活した城崎では、ふたつの分科会が持たれた。第一分科会では、今日では既存不適格となる木造三階建てを事例に、歴史的建物をどのように活用していくか、そのための法的な障害をどのように乗り越えるかをテーマとした。パネラーの中貝豊岡市長から、豊岡市が建築基準法の適用除外条例を制定する準備をすすめていることが発表され、この分野で豊岡市が最先端にあることが明らかになった。第二分科会では、町づくりに災害復興から何を学ぶかをテーマとした。城崎の復興の経緯が詳細に明らかにされ、安全への備えは、被害を小さくする日頃の準備が重要なこと、そして復興における適切なリーダーシップと住民の意思決定こそが重要ということが確認された。

 城下町出石も、明治9年に大火があり、現存するのはそこから復活した町並みである。その町並みの保存と活かし方をめぐってふたつの分科会が持たれた。第三分科会は、つい最近復活がなった芝居小屋「永楽館」をめぐり、全国各地でも動きのある芝居小屋復活には、その都市の社会と文化を守り育てる大きな意味があることが確認された。第四分科会では、観光化が歴史的町並みの美しさを損ねている現状を踏まえ、活気と美しさの両立が話し合われた。

 北但大震災の復興にあたり、城崎と対照的に近代的都市をめざした豊岡では、当時の復興建築をめぐって第五分科会がもたれた。これら建築が評価されるようになったことは良いとして、それらだけを取り出すのではなく、震災を生き延びた町家や、震災後に建設された町家、城下町の痕跡など、都市の歴史を総体として評価していくべきという問題提起がなされた。

 北前舟の寄港地・竹野の焼き杉板貼りを特徴とする町並みは、本ゼミの参加者から「未発掘の町並み」として驚きをもって迎え入れられた。竹野で開催された第六分科会では、地元大工による杉板を焼く実演も行われ、地域固有の建物を守る意味と必要性が痛感された。なお、この竹野の町並みも大正7年の洪水後に再建されたものである。

 今回のゼミに先立つ本年1月、城崎で起きた火災は、町並み保存のための規制緩和の動きを押しとどめるのではないかと懸念された。しかし、本ゼミにおいて、この火災が、木造そのものに起因するのではなく、木造でも適切な措置が取られれば防止の手立てがあることが冷静に指摘された。

 本ゼミを通じ、私たちはふたつの点を確認した。第一に、私たちは繰り返し起こる災害に対し美しい町並みを復興する能力を備えている。来たるべき災害への備えは、自然を征服する土木工事とは異なる方法が模索されなければならない。第二に、こうして築いてきた歴史的町並みは、今や地方創世の不可欠な手がかりとなった。しかしその保存・活用には、これまでの価値観を転換する必要がある。都市計画法、建築基準法、文化財保護法、旅館業法など諸制度は確実に見直される必要がある。

 以上、私たちは、町並み運動の使命を再確認し、その実現に最大限の努力を傾けることをここに宣言する。

 

2015614

38回全国町並みゼミ参加者一同

 

2015年7月6日

平成27年度総会のおしらせ

全国町並み保存連盟の総会は、東京と各地を隔年で開催します。
会員のみなさんには既に機関紙でお知らせしていますが、今年は、第1回全国町並みゼミを開催した有松で(ありまつ)を会場にします。
あわせて、有松の皆さんとの懇親会と町並み懇談会、前日には足助(あすけ)見学会を行います。

日時:平成27年5月31日(日)9時30分~12時

会場:有松・鳴海絞会館2階大会議室
      (交通 名古屋駅から約30分「名鉄有松」駅から徒歩5分)

*5月18日に議案書を発送します。欠席の方は委任状をお願いします。

2015年5月18日

豊岡ゼミの学生ボランティアを募集します 定員に達しました

6月12日(金)~14日(日)に兵庫県で開催する第38回全国町並みゼミ豊岡大会では、
大会の運営を手伝っていただける学生ボランティアを募集します。

募集人数 18名 *先着順
作業内容 運営のサポート、記録とまとめ、分科会報告、報告書原稿作成、
     (詳しくは募集要領をご覧ください)
費用など 参加費 3,000円(学生料金と同一) 懇親会費 2,000円(ボランティア料金)
     宿泊・食費(実行委員会で負担)
     交通費(高速バス料金を基本に支給)、謝金10,000円
集合   6月12日(火)16時45分 「学生ネットワーク交流会会場」
     (城崎国際アートセンター)
問合せ・申込み 申込書を全国町並み保存連盟事務局までお送りください
    NPO法人全国町並み保存連盟事務局 山本
    Mail : matinami@pop02.odn.ne.jp  電話:03-3595-0731

★初日会場の城崎温泉へは、大阪・神戸から高速バスが出ています。
 その他、伊丹空港から但馬空港に1日2便、飛行機があります。
 城崎温泉、豊岡、竹野にはJRが利用できます。出石には大会期間中はシャトルバスが出ます。

募集要領

応募用紙

鹿島・嬉野大会学生ボランティアのみなさん

昨年の学生ボランティアのみなさん

 

2015年4月18日

かわら版67号ができました

 

会員のみなさんにはお送りしましたが、機関紙『町並み<みに>かわら』版67号ができました。

巻頭:岡山県備中地区での取り組み
   (中村泰典/理事・NPO法人倉敷町家トラスト代表理事) 
報告:建築基準法適用除外についての動き(山本玲子/事務局)
   城崎温泉大火とその後の動き(山本玲子/事務局)
   ●豊岡市城崎の大火災 復興支援への寄付のお願い
投稿:追悼 松代のまちづくりの指針を示してくださった西和夫先生
   (香山篤美/NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会理事長)
   追悼 徳田和子さん(京極迪宏/副理事・NPO法人京町家再生研究会)
報告:稲荷山の町並みが国選定に(石井健郎/理事・個人会員)
連盟からのおしらせ:木原啓吉先生を偲ぶ会 他
おしらせ:理事会・総会にあわせて見学会を開催します
   第3回理事会+「文化合宿」 平成27年度総会+足助見学会

巻頭

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